資料に見る福生のあゆみ

近世

キリシタン禁制高札

 江戸幕府は鎖国令を出し、日本人の海外往来やキリスト教の信仰などを禁止しました。 この高札は正徳元年(1711)五月、熊川に立てられたもので、旧名主家から寄贈されました。高札にはキリシタンの宣教師や信徒を江戸幕府が検挙するため、密告者に賞金を与えるという内容が記されています。

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熊川村宗門人別改帳

 江戸幕府が、キリシタン禁圧のために設けた制度を宗門改めといい、個人ごとに信仰する宗派寺院の檀家であることを各寺院に証明させました。この証明書が熊川村宗門人別改帳です。宗門人別改帳の内、福生に残されている最も古い資料は安永十年(1781)のものです。写真の資料は旗本田沢氏領分熊川村の宗門人別改帳で、天保十四年(1843)の資料です。

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玉川御上水路控

 福生市内には国指定史跡「玉川上水」が流れています。玉川上水は江戸時代の承応二年(1652)、江戸住民の飲料水確保のため開削されました。この資料は玉川上水取水口の羽村から、四谷大木戸までの橋・分水・高札の設置場所などが記載されています。天保十三年(1842)の写本ですが、原本については未詳です。

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